吉村 弘 Hiroshi Yoshimura Flora 1987(CS)
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「GREEN」「SURROUND」の続編として制作されながら、2003年の逝去から3年後にCD化されましたが、本作品をロサンゼルスにあるレーベル「Temporal Drift」 が世界初のカセットテープで再発。
Hiroshi Yoshimura
Flora 1987
1. Over The Clover オーバー·ザ·クローバー
2.Flora フローラ
3.Asagao アサガオ
4.Ojigisou オジギソウ
5.Maple Syrup Factory メイプル·シロップ·ファクトリー
6.Adelaide アデレード
7.Wind Echo ウィンド·エコー
8.Trick Tree トリック·ツリー
9.Kasumi カスミ
10.Silence サイレンス
11.Satie On The Grass サティ·オン·ザ·グラス
>>Temporal Draft より
「Flora」は永遠に聴かれるアルバムであり、リスナーからリスナーへと受け継がれ、吉村弘という音と音楽を愛する人物の魅力が、小さな花の香りのように漂ってくるかもしれない
-小沼純一
吉村弘が1987年に録音・完成し、2003年の逝去から3年後の2006年に初めてCD化された過小評価されている作品、『Flora』の世界的な再発を発表する。
「Flora」は、1986年に発表され高い評価を得た吉村弘の作品『Green』と『Surround』に続く作品であり、吉村は音の雰囲気と戯れ続け、環境音楽の分野における彼の卓越した才能を際立たせている。
「Flora」を聴くことは、吉村が東京の自宅近くにあり良く通っていた江戸時代に作られた公園内を散歩し、花や昆虫、葉の揺れなど自然環境の色や質感を吸収していたような感覚に近いのではと思っています。
小沼純一がライナーノーツで述べているように、吉村の音楽は 「受動的なものと能動的なものの交差点に存在するとき、初めて姿を現し始める」。音と旋律に対する吉村のアプローチは、聴き手に音楽の複雑な構造を意図的に聴き取るよう誘うと同時に、聴覚的なテクスチャーが日常生活の背景の一部として存在することを可能にする。